八王子で屋根カバー工法をするなら棟板金の下地に注意|樹脂製貫板と木製貫板の違いを解説

「屋根カバー工法を検討しているけれど、屋根材の種類ばかり見ていた」
「見積りには屋根材の名前は書いてあるけれど、棟板金の下地までは確認していなかった」
「数年後に棟板金が浮いたり、飛んだりしないか心配」

八王子で屋根カバー工法をご検討中の方から、このようなご相談をいただくことがあります。

屋根カバー工法というと、ガルバリウム鋼板などの屋根材や、防水シートであるルーフィングに注目されることが多いです。

もちろん、屋根材やルーフィングはとても大切です。
しかし、もうひとつ見落としてはいけない部分があります。

それが、**棟板金の下地に使う「貫板(ぬきいた)」**です。

棟板金とは、屋根の一番高い部分や屋根面の取り合い部分に取り付ける板金部材です。
この棟板金を固定するための下地材が貫板です。

完成後には見えにくくなる部分ですが、貫板の種類によって、将来の耐久性やメンテナンス性に差が出ることがあります。

今回は、八王子で屋根修理・雨漏り修理・屋根カバー工法を行っているアメニモマケズ工務店が、樹脂製貫板と木製貫板の違いについて分かりやすく解説します。


屋根カバー工法は「屋根材」だけで決まりません

屋根カバー工法とは、既存の屋根の上に新しい防水シートと屋根材を重ねる工事です。
「重ね葺き」と呼ばれることもあります。

屋根カバー工法を検討するとき、多くの方が気にするのは、

  • 屋根材の種類
  • 工事費用
  • 工期
  • 葺き替えとの違い
  • 耐久年数

といった部分です。

もちろん、これらは大切です。

ただし、長く安心して暮らすためには、屋根材だけでなく、見えなくなる下地や固定部分まで確認しておくことが重要です。

たとえば、これまでの記事でもお伝えしてきたように、

  • 屋根材を釘で固定するのか、ビスで固定するのか
  • ルーフィングはどのグレードを使うのか
  • 雨が集まる部分の止水処理をどうするのか
  • 棟板金の下地に何を使うのか

こうした細かい部分で、屋根カバー工法の品質には差が出ます。

見積り金額だけを比べると分かりにくい部分ですが、数年後・十数年後の安心感に関わる大切なポイントです。


棟板金とは?

棟板金とは、屋根の頂上部分や屋根面がぶつかる部分に取り付ける金属製の部材です。

屋根のてっぺんにあるため、風の影響を受けやすく、雨水の侵入を防ぐうえでも重要な部分です。

棟板金まわりに不具合が出ると、

  • 板金が浮く
  • 釘やビスがゆるむ
  • 強風で板金が飛ばされる
  • すき間から雨水が入る
  • 下地が腐る
  • 雨漏りにつながる

といったリスクがあります。

特に八王子では、台風や強風、ゲリラ豪雨の影響を受けることもあります。
また、地域によっては山や畑が近く、風が抜けやすい場所もあります。

そのため、屋根カバー工法を行う際には、棟板金の仕上がりだけでなく、その下にある貫板の材質まで確認しておくことが大切です。


貫板とは?棟板金を支える下地材です

貫板とは、棟板金を固定するための下地材です。
棟板金は、この貫板に固定されます。

つまり、貫板は表からはあまり見えませんが、棟板金をしっかり支える土台のような役割をしています。

この貫板が傷んでしまうと、上から見える棟板金にも影響が出ます。

たとえば、

  • 棟板金の固定が弱くなる
  • 釘やビスが効きにくくなる
  • 板金が浮きやすくなる
  • 強風時に飛散しやすくなる
  • 雨水が入りやすくなる

といった状態につながることがあります。

屋根カバー工法では、新しい屋根材を施工するタイミングで、棟板金まわりも新しく納めていきます。
そのため、貫板に何を使うかはとても重要です。


木製貫板の特徴

昔からよく使われてきたのが、木製の貫板です。

木製貫板には、施工しやすいという面があります。
一方で、木材である以上、雨水や湿気の影響を受けると腐食するリスクがあります。

特に棟板金の下は、普段は見えにくい部分です。
少しずつ水分が回っていたとしても、すぐには気づけないことがあります。

木製貫板が劣化すると、

  • 釘やビスが効きにくくなる
  • 棟板金が浮きやすくなる
  • 強風で飛ばされるリスクが高まる
  • 雨漏りの原因になる

といった問題につながることがあります。

「屋根材はまだ大丈夫そうなのに、棟板金だけが浮いている」
「台風のあとに棟板金が飛んでしまった」
というケースでは、下地である貫板が傷んでいることもあります。


樹脂製貫板の特徴

樹脂製貫板は、木製貫板と比べて腐りにくい下地材です。

雨水や湿気の影響を受けにくく、長く安心して使いやすいのが特徴です。

樹脂製貫板には、

  • 腐りにくい
  • 耐久性が高い
  • メンテナンスリスクを抑えやすい
  • ビスの効きも安定しやすい
  • 長い目で見ると安心感がある

といったメリットがあります。

アメニモマケズ工務店では、屋根カバー工法の棟下地に、樹脂製貫板を標準仕様としています。

理由は、屋根工事が終わったあと、お客様が長く安心して暮らせるようにするためです。

屋根は一度工事をすると、次に大きなメンテナンスをするまで長い年月が空くこともあります。
だからこそ、完成後に見えなくなる下地には、できるだけ耐久性の高い材料を選ぶことが大切だと考えています。


樹脂製貫板と木製貫板の違い

樹脂製貫板と木製貫板の大きな違いは、腐りにくさと耐久性です。

木製貫板は、雨水や湿気の影響を受けると腐食する可能性があります。
一方、樹脂製貫板は腐りにくく、棟板金を長く安定して支えやすい材料です。

もちろん、屋根工事は材料だけで決まるわけではありません。
施工方法や納め方、固定方法も大切です。

しかし、棟板金の下地材としては、将来の安心を考えたときに、樹脂製貫板を選ぶメリットは大きいと考えています。

特に、八王子のように台風・強風・ゲリラ豪雨を考える地域では、棟まわりの耐久性を高めておくことが重要です。

棟板(貫板)の種類比較図。樹脂製貫板・防腐木製貫板・木製貫板の耐久性の違いと、当社標準仕様の樹脂製貫板+ビス固定を解説。

「安いカバー工法」と「安心できるカバー工法」は下地で差が出ます

屋根カバー工法の見積りを比べると、業者によって金額が違うことがあります。

もちろん、価格は大切です。
ただし、安さだけで選んでしまうと、完成後に見えなくなる部分の仕様が分かりにくいことがあります。

たとえば、

  • 貫板は木製なのか樹脂製なのか
  • 棟板金は釘固定なのかビス固定なのか
  • 防水シートはどのグレードなのか
  • 雨が集まる部分の止水処理はどうするのか
  • 工事中の雨養生はどうするのか

このような部分は、完成写真だけでは分かりにくいところです。

しかし、屋根の耐久性や雨漏り対策では、こうした細かい部分がとても重要です。

屋根カバー工法は、表面の屋根材をきれいに重ねるだけの工事ではありません。
見えなくなる下地まで、どれだけ丁寧に考えているかが大切です。


八王子で屋根カバー工法をするなら、棟板金まわりも確認しましょう

八王子で屋根カバー工法を検討している方は、見積り時に次のような点を確認してみてください。

  • 棟板金の下地には何を使いますか?
  • 貫板は木製ですか?樹脂製ですか?
  • 棟板金は釘固定ですか?ビス固定ですか?
  • 施工中の写真を残してもらえますか?
  • 既存の棟板金や下地の状態も確認してもらえますか?
  • 雨漏りの可能性がある場合、原因確認もしてもらえますか?

特に、完成後に見えなくなる部分は、写真で説明してもらえると安心です。

アメニモマケズ工務店では、工事中の写真や施工後の状態を分かりやすくお伝えすることを大切にしています。

「どの材料を使ったのか」
「どこをどのように施工したのか」
が分かることで、お客様にも安心していただけると考えています。


アメニモマケズ工務店の屋根カバー工法

アメニモマケズ工務店では、八王子市を中心に、雨漏り修理・屋根修理・雨どい修理を行っています。

屋根カバー工法では、表面の屋根材だけでなく、見えなくなる部分の施工も大切にしています。

たとえば、

  • 屋根材のビス固定
  • ルーフィングの選定
  • 棟板金まわりの樹脂製貫板
  • 取り合い部の止水処理
  • 工事中の雨養生
  • 施工写真による報告

など、長く安心して暮らしていただくための施工を心がけています。

アメニモマケズ工務店では、樹脂製貫板とビスを標準仕様としています。

これは、ただ高い材料を使いたいからではありません。
屋根工事後の不具合や再修理のリスクをできるだけ減らし、長く安心していただくためです。

屋根は、完成してしまうと細かい部分が見えにくくなります。
だからこそ、施工前に「何を使うのか」「なぜそれを使うのか」を確認することが大切です。

屋根カバー工法の棟下地(貫板)の比較。左は当社標準の樹脂木で腐りにくい棟下地、右は杉板(木製)で湿気や雨水の影響で腐りやすい棟下地を示す。
棟下地(貫板)は“腐らない樹脂木”を標準仕様に。

まとめ|屋根カバー工法は棟板金の下地まで確認しましょう

屋根カバー工法を検討するときは、屋根材や費用だけでなく、棟板金の下地にも注目してみてください。

棟板金を支える貫板には、木製貫板と樹脂製貫板があります。

木製貫板は腐食のリスクがあり、将来的に棟板金の浮きや飛散につながることがあります。
一方、樹脂製貫板は腐りにくく、長く安心して使いやすい下地材です。

八王子で屋根カバー工法をご検討中の方は、見積り時にぜひ、

「棟板金の下地は木製ですか?樹脂製ですか?」
「棟板金はビスで固定しますか?」

と確認してみてください。

アメニモマケズ工務店では、八王子の気候や建物の状態を確認したうえで、必要な工事を必要な分だけご提案しています。

屋根カバー工法をご検討中の方、今の屋根の状態が気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

八王子で屋根カバー工法・屋根修理をご検討中の方へ。

アメニモマケズ工務店では、現在の屋根の状態を確認したうえで、部分修理で足りるのか、屋根カバー工法が向いているのか、葺き替えが必要なのかを分かりやすくご案内しています。

無理な全交換ではなく、必要な工事を必要な分だけ。
棟板金や下地の状態が気になる方も、まずはお気軽にご相談ください。

屋根カバー工法では、棟板金だけでなく屋根材の固定方法も重要です。釘固定とビス固定の違いについては、「八王子で屋根カバー工法をするなら『釘固定』と『ビス固定』の違いに注意|強風に備える施工ポイント」でも詳しく解説しています。

屋根カバー工法では、屋根材の下に敷くルーフィングも雨漏り対策の重要なポイントです。防水シートの違いについては、「屋根カバー工法で雨漏りを防ぐ鍵は『ルーフィング』|八王子の屋根専門店が防水シートの違いを解説」もあわせてご覧ください。

屋根カバー工法の費用や向いている家、葺き替えとの違いについては、「八王子で屋根カバー工法を検討中の方へ|費用・注意点・向いている家を専門店が解説」でも詳しく解説しています。

八王子市で屋根カバー工法・屋根葺き替えを検討中の方は、こちらの「八王子の屋根カバー工法・葺き替え」ページもあわせてご覧ください。

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