雨漏り収益物件、買ってOK?
八王子でも増えてます「雨漏り物件を直して貸す」
こんにちは、アメニモマケズ工務店です。
最近、「雨漏りしてる投資物件を安く買って、原因を調べて直して、家賃で回す」…いわゆる“サラリーマン大家さん”の動き、増えてますよね。
ただ、ここで一つだけ先に言わせてください。
雨漏りは“直し方”より先に“原因特定”が命です。
これを飛ばすと、収益どころか、修繕で利益が溶けます。
今日は、よくある相談をベースに
**「雨漏りがあるのにカバー工法…やっていい条件」**を、やさしく整理します。

まずは実際にあった「こんな相談」
相談ケース
- 初めて収益物件を買おうとしている会社員ご夫婦
- 気になっているのは 築40年前後のRC3階建て・1棟6戸の物件
- 入居は半分くらいで、見た目の利回りは高め
- 数年前に屋上側の防水工事はしたらしい
- でも、最上階の1部屋は壁の広範囲にカビが残っていて、部屋は未修繕
- 仲介の試算では、室内の修繕に 合計200〜300万円程度は見ておいた方がよさそう
- 貯蓄はあるけど、子育て中で大きな失敗は避けたい
- 「雨漏り物件って、値下げできるなら買ってもいい?」と迷っている
…こういう相談、実際かなり多いです。
そしてこのケース、判断を間違えると“地雷”にもなります。
結論:雨漏り物件を買ってOKなのは「条件つき」
雨漏りしている収益物件でも、買って良いケースはあります。
でも大前提はこれ👇
✅ 雨漏りの原因が特定できる
✅ 被害の範囲が読める
✅ 直し方の選択肢(部分補修/カバー工法/葺き替え)が整理できる
この3点が揃わないなら、特に1棟目ではおすすめしません。


“数年前に防水したのにカビが残る”は危険サイン
今回のように、
「防水工事はしたらしい。でも室内はそのまま。カビが広がっている」
この状況がなぜ怖いかというと、可能性が2つあるからです。
パターンA:漏れは止まったが、室内を放置してカビが定着
→ これでも十分厄介(入居付けに響く、健康面クレームの火種)

パターンB:そもそも漏れが止まっていない(原因が別)
→ これが一番危険。
屋上防水じゃなく、外壁の取り合い・笠木・配管・サッシ周り・クラックなどが原因だと、
工事しても漏れ続けていることがあります。
雨漏りは“どこから入ったか”が当たらないと、何をやっても止まりません。
ここ重要:雨漏りがあるのに「カバー工法」は万能じゃない
屋根カバー工法は、既存屋根の上に新しい屋根材を重ねる工事。
条件が合えば、解体が少なく、工期も読みやすく、収益物件では相性が良いこともあります。
でも雨漏りがある場合は、いきなりカバー工法に飛びつくのはNG。
なぜなら…
- 原因が屋根表面じゃなければ、カバーしても止まらない
- 下地が腐っていたら、剥がさない工法ほど危険
- 二重構造になって、将来の点検・修理が難しくなることもある
だからこそ、「やっていい条件」を満たすかの確認が必須なんです。
雨漏りがあってもカバー工法でOKな条件5つ
ここからが本題。
雨漏りがあるのにカバー工法でいけるのは、だいたいこの条件が揃うときです。
① 雨漏りの原因が“屋根側”と確定できる
(板金の取り合い・棟・谷・壁際など)
→ 必要なら散水調査で再現して絞るのが確実です。
② 屋根下地が致命的に傷んでいない
屋根裏点検で
- 雨染みが局所
- 野地板が広範囲に腐っていない
- カビが全体に回っていない
なら、カバー工法が成立する可能性が上がります。
③ 屋根材・形状がカバー向き
- スレート屋根は比較的相性◎
- 谷が多い/壁際が複雑/緩勾配は施工品質の差が出る
→ “屋根に強い会社”じゃないと失敗しやすいです。
④ 結露対策(換気)まで設計に入れられる
二重屋根になる以上、
換気棟など通気設計があるかは超重要。
「必要ない」と言う業者は要注意です。
⑤ 収支に“予備費”を入れている(投資家ほどココが上手い)
雨漏り物件は、追加が出る前提で組む人ほど強いです。
「仲介の修繕費だけで終わる」前提は危ないです。
逆に、初心者が手を出すと危ない赤信号
今回の相談ケースに近い“危ない匂い”はこのあたり👇
・工事履歴の説明があいまい(写真・保証書がない)
・カビが壁一面レベル(被害範囲が読めない)
・仲介の修繕費が“ざっくり”
・RC築40年+入居半分(屋根以外の修繕が重なる可能性)
この条件だと、買う前に
雨漏りの原因特定+屋根裏確認+修繕優先順位
ここまでセットで考えないと勝ちづらいです。
サラリーマン大家さんが“雨漏り物件で勝ってる”理由
ここ数年の“勝ちパターン”って、実はシンプルで
✅ 買う前に原因を絞る
✅ 直し方を複数案で組む(部分補修/カバー工法/葺き替え)
✅ 工事写真を残して管理・売却に使う
✅ 止めきれないなら買わない(ここが強い)
この姿勢があると、雨漏り物件は“利益の出る改善案件”になります。
お客様目線のQ&A(収益物件オーナー向け)
Q1. 雨漏りしてる収益物件、買ってもいい?
A. 「原因が特定できて、被害範囲が読める」なら検討価値ありです。原因が曖昧なままの物件は、初心者ほど避けるのが安全です。
Q2. 雨漏りがあるなら、カバー工法で一気に解決できますか?
A. 原因が屋根側なら解決できる可能性があります。ただし原因が外壁・ベランダ・配管周りなどの場合、カバー工法だけでは止まりません。先に原因特定です。
Q3. 防水工事済なのにカビが残ってるのはなぜ?
A. 漏れが止まっていない、または止まったけど室内を放置してカビが定着…どちらもあり得ます。写真と現地確認で切り分けが必要です。
Q4. 仲介の修繕費は参考になりますか?
A. 参考にはなりますが、雨漏り絡みは追加が出やすいので、購入前に雨漏りに強い業者の現地確認を入れるのが安心です。
Q5. 八王子で「収益物件の雨漏り修理・カバー工法」の相談はできますか?
A. はい。屋根・板金・雨どい・屋根裏まで含めて状況整理し、必要なら調査→最適工法(部分補修/カバー工法/葺き替え)をご提案します。
まとめ:雨漏り物件は“調査にお金をかける人”が勝つ
雨漏り物件=ダメ、ではありません。
でも 原因がわからない雨漏り=利益が消える です。
収益物件の購入を検討中で、
「雨漏り修理」「カバー工法」「八王子」で調べている方は、
まず“原因を絞る”ところから一緒に整理しましょう。
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